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ホーム > 読みモノ > めざせ!ロッキンオン 23. RED HOT CHILI PEPPERS |
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なかやまきんにくんが強い。芸能人筋肉番付では圧倒的です。
筋肉への憧れというのは、男は誰もが持っているのでしょうか。
若い頃は確かにマッチョな友人になぜかしら引け目を感じたりしたこともありました。
でも僕的には、イチローの筋肉と清原の筋肉では、断然イチローのほうがカッコいいと思うのです。
何と言うか、米国式マッチョと侍スタイルとの違いというか、
ストイックな感じのないマッスルはきれいではないと思うのです。
だからといって、メタボリックなぜい肉で覆われ始めたからだのことを考えると、
肉を落とすのは大変でも、筋肉に変換する方がたやすいなんて話を聞くと、
せっせと米国式マッチョへ向かって筋トレをしてしまうのです。
人間誰しも相手に何かを説得させることのできる口実を探す、哀しい性(さが)を持っているものです。
イチローになれない僕は、とっさに口実を探すのです。
たどりついたのはやはり、ロック好きの性だからでしょうか、レッチリです。
なぜイギーポップじゃないの?って、すみませんとしかいいようがありません。
レッチリのあの、カリフォルニアの太陽を浴びて、海の見える誰かの家のバルコニーで
ビールを飲みながら明日もこんな感じ、的な筋肉の付けかたしか、
この不摂生な身体に筋トレをさせることなんて出来やしないんです。
以前テレビで深キョンが痩せるために努力してることは?との問いに
「ごはんを半分だけ食べてビールを2杯飲む」と言ってました。
まさにその通りなのです。
レッチリのように筋トレをして、ビールを飲んでくつろいで、また明日かあさって筋トレしてって、
筋肉とぜい肉とのグラフをほんのすこしぜい肉上がりでキープして行くのです。
筋肉番付を見ながら10年前の、今よりもストイックな身体を思い出しながら、
せっせと腹筋背筋腕立てを10回X3セット(1セットかも)を日課と思ってやってたりするのです。
10年前の1997年7月26日富士山は見えなかった。
暴風雨の中泥だらけのオーディエンスの向こうで、湯気に霞んでるレッチリが見えた。
ほんの45分足らず、その間だけ熱かった。
今まで観た中でも一番きついライブだった。
だけど一番思い出深いライブになった。
第一回目のフジロックは初日のトリのレッチリで幕をおろすことになった。
台風の影響で翌日は中止されたからだった。
思えばフジロックは、この伝説のライブがあったからこそ、今があるように思えてならない。
あの頃の僕の姿勢も筋肉も、それとロックに携わる人たちの考え方も、今よりストイックだった。
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| RED HOT CHILI PEPPERS |
1984年デビュー。超ハイテンションの筋肉変態ファンクロックバンドとしてマニアックなファンから絶大な支持を受ける。89年に現在の黄金メンバーが揃うと、4枚目「MOTHERS MILK」に続く5枚目「BLOOD SUGAR SEX MAGIK」が大ヒット。
特にLA暴動の直後に出されたシングル「under the bridge」は彼らを一躍メインストリームの頂点へと導いた。
しかし92年5月、ギターのジョンの「日本公演途中バックれ脱退事件」をきっかけにジェーンズアディクションのデイヴナヴァロを迎えると本来の輝きを失い、解散説も流れた。
98年4月、ファンもメンバーも待ちに待ったジョンが復帰。
その後の「CALIFORNICATION」「BY THE WAY」、最新の「STADIUM ARCADIUM」と、
立て続けに傑作を生み出している。
この10年あまり、間違いなく彼らがロックバンドの最高峰であり続けている。
もう少しでレッチリを観れますね、東京ドームで暴れ回るのを楽しみにしてる人の方が、ばっくれちゃうんじゃないかって不安になってる人よりも多くなってる今日この頃なのでしょうか。
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(文&イラスト: special source モリソン小林)
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