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こんにちは。
おかげさまで武蔵野美術大学でのお仕事を三月に無事に終了し、新生活の太田です。元気です。

今回、「編む人」、香本正樹君をご紹介します。



香本君は、1987年岡山に生まれ、
現在、武蔵野美術大学の工芸工業デザイン科で
金工を学ぶ三年生の現役学生です。

この度、ガーディアン・ガーデン主催の
グラフィックアートのコンペ第30回『ひとつぼ展』で
網みものの作品を出展し、めでたくグランプリを獲得しました。
金属を学ぶと共に、作家としてこの先が楽しみな人です。









出展作品は、左のような、網みものです。
鈎針で糸を編んでいきます。
時間もかかりますし、技術も必要です。
男の子なのに網みものを...。
その大きい体と太い指から、こんなに繊細で、
色鮮やかなかたちが生み出されていくことの不思議。


香本君
「祖母の影響もあり、幼少から普通のレース網みをしていました。
そのレース網みに、なにかを付け足すことで、
ちょっと違ったみえかたをしてくるのが面白いと感じました。
そこから自分なりにアイデアを盛り込んで、
編んでいくようになりました。」



その試行錯誤の数々です。
こちらは、シルクスクリーン。
網みものではないけれど、色みが香本君らしい。





布で羊と山羊をつくる学校の課題です。
こちらも網みもので表現。





レース網みを、自分なりにかたちにしています。







レース網みの技術もさることながら・・・





香本君
「普通のレース網みがほつれていたら、面白いと思いました」

ユニークな発想。



太田
「細胞のよう・・・」



ふちを燃やしてみたり。



牛革をひらいたイメージ 。



お菓子の袋を、



細く切り裂いて、



胃袋形に編む。





金属では、こんなものをつくっています。



独特の世界を切り開く、香本君が普段見ているもの。



メッシュのカメラケースが、



近寄って、光にすかして、香本君にはこんなふうに見える。



網みものをやっていて。

香本君
「新しい発見の可能性をかんじます。
編みながら、人の予想を上回るものを作りたい。
なにより、自分の予想を越えたい。
網みものは、時間もかかるし、
自分でも先が見えない仕事だけど、
いろいろ考えながら楽しくやっています。」



この先楽しみな香本君。

現在銀座で、コンペの展示会、『ひとつぼ展』に出展中です。

ひとつぼ展
2008年4月7日(月)〜4月24日(木)
12:00PM〜7:00PM

〒104−0061
東京都中央区銀座7-3-5
リクルートGINZA7ビル B1
TEL 03-5568-8818
FAX 03-5568-0512

ギャラリーホームページ
(ひとつぼ展の情報や、出品作家の作品などを紹介しています)


studio MIRA (スタジオミラ) 太田彩子

業務内容 金属を主に用い、パブリックスペースのシンボル
となるような彫刻、装飾の提案、制作
MAIL ota@ayako-mira.com
URL http://www.ayako-mira.com
略歴
太田彩子(1981生)
2005 武蔵野美術大学造形学部
工芸工業デザイン学科 卒業
2007 東京藝術大学大学院修士課程鍛金専攻修了
studioMIRA設立


#21 2008.11.15 よみがえらせる人
#20 2008.10.15 久里浜の家
#19 2008.09.15 夏の宿題、自由研究
#18 2008.08.15 花、花、花
#17 2008.07.15 ギフト&トロフィー 展示会に向けて
#16 2008.06.15 築城〜途中編〜
#15 2008.05.15 フラワーデザイン
#14 2008.04.15 編む人
#13 2008.03.15 絵を、イメージを、実物とする2
#12 2008.02.15 アコースティックギター
#11 2008.01.15 卒業制作
#10 2007.12.15 金属の不思議
#09 2007.11.15 背中見せる人
#08 2007.10.15 背中見せる人
#07 2007.09.15 これからの人
#06 2007.08.15 南の太陽の下にいる人
#05 2007.07.15 金歯つくる人
#04 2007.06.15 現代手工業乃党
#03 2007.05.15 古い木造の建物のなかに、ピカピカのお仕事がありました
#02 2007.04.15 絵を、イメージを、実物とする
#01 2007.03.15 みんなのものつくり わたしのものつくり