山川詩緒里「灯りを泳ぐ」


宮本麗奈「一筆花器」


大塚真帆「art watch」


萩原朝香「世界地図」

藤森研伍「PLANT」


白鳥陽子「ひょうきん族」


清水恵莉子「気分彩」


日置愛「幻視」


金子弥加「オトバコ」


阿部大輔「K.D chair」


西山大基「偶像」


横山泉「いろとりどりのきもち」


青池茉由子「いつか咲いていたのを見つけて」


木村悠希「pears」


大町彩「drawing dish」


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なにかかたちをつくるのに、
ひとつひとつ自分の手でつくることは、
時間もかかり、生産性も悪く、
一見効率の悪い作業に見えるかもしれません。
しかしそれを今のうちに学べば、つくりを辞めて
デザイナーになったとしても、
職人さんに発注をお願いするニュアンスもわかるし、
デザインにも生きてきます。
話変わって、何年か前に、
酉の市で熊手を売るアルバイトをしたことがありました。
職人さんがひとつひとつ、米俵や鯛、招き猫や小判など、
おめでたい飾りを組んでいき、福を呼ぶ熊手をつくっていました。
売り子は、お客さんからねぎられたら答えてあげる、
そのやりとりが粋として、その場の雰囲気で値段を決めていました。
つくりを知らないアルバイトは、
安易に、大幅に値段を下げてさばいていました。
それを見てショックを受けたのをいまだに覚えています。
つくることを知っていたらあんなふうに、職人がひとつひとつ
手でつくったものをばらまくようなことはできないはず。
つくることを知るのは、なにかを生む仕事に就いた時に
とても大切になってくること。
また、つくっていく途中に起こる失敗や予期せぬ驚きは、
ものつくりの新しい種となります。
ものつくりを学んだ学生たちが、このさき、なにを成すか、
なにをも成さないかは分かりません。
ただ、少しでも興味あれば、
ちょっと寄り道していってあげてください。
人間の手が、ここまでの熱量を生み出し、放つことができること
手でつくる意味を感じていただけると思います。
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