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先日、取引先の担当者の方に言われたことで、ハッとした事があります。
何度か納めたことのあるスプーンを納品した時のことです。
「今回のロットはいつもより揃ってましたね、きれいでした。」
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仕事をしている以上、当たり前のことではあるのですが、
それが出来ていなかったことを痛感した瞬間でした。
そのロットを作った時、違っていたこと。
それは、「余裕」を持てていたか、いないかだと思います。
製作にかかった時間は、
いつもとさほど変わりはなかったのですが、
納期に対する時間がいつもより取れていたように思います。
焦って作業すると、早く完成形に近付けようと、
つい、始めの工程を早く進めたくなってしまいます。
しかし、工程の短縮は先を考えて行わないと
余計な手間を増やすことになります。
残ったヤスリ目や、歪んだ形を
ある程度形が決まった段階で直そうとすると、
道具が入らなかったり、他の部分を傷つけないように
気を使ったりしなくてはいけません。
気持ちが冷静であると、先がよく見えるので、
ひとつひとつの作業を丁寧に出来ます。
それに、むしろそのような時の方が
よい短縮法を見つけたりします。
はじめの段階でじっくりとものに向き合い、
いつもより一工程増やしたりすることで、
後の仕事が格段に早くなり、結局大して時間に差もなく
よいものが作れたりすることがあります。
人間、焦ってはいきませんね。
しかし、仕事をしていると
どうしても急がなければいけない場面が沢山あります。
そんな時も冷静な目を忘れないために私が考えること。
それは、意識的にはじめの方の工程に
時間をかけてみることです。
それによって全体の形が見えてくるのが
少し遅くなったとしても、
そこからの工程がずっと楽になります。
最後にバタバタと修正することなく、
スムーズに仕上げられるだろうという安心感みたいなもの、
それが心の「余裕」に繋がるように思います。
安定したクオリティを保つためには、
気持ちの面でも安定が必要で、
仕事の段取りを考える上でも、
意識的にそのような方向に持っていくことが重要なのだな、
とつくづく思いました。
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hitin metals (ヒティン メタルズ) 佐藤江利子 |

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| 所在地 |
埼玉県さいたま市緑区 |
| 業務内容 |
金属を使ったテーブルウェア、
及びインテリアのデザイン・製作 |
| MAIL |
es@hitin-metals.com |
| URL |
http://www.hitin-metals.com |
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| 略歴 |
| 佐藤江利子(1978生) |
| 2002 |
武蔵野美術大学造形学部
工芸工業デザイン学科 卒業 |
| 2002 |
株式会社プレステージジャパン 入社
TIME&STYLEにてオリジナル家具の販売、
インテリア小物の仕入れ・開発に携わる |
| 2006 |
hitin metals設立 |
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