|
 |
|
|
|
|
布地を切ったり、椅子を張る時に
切り込みを入れたりするのに鋏を使いますが、
僕は「庄三郎」という裁ち鋏を愛用しています。
プロ用の鋏として切れ味が抜群で自然と手に馴染みます。
椅子張り作業の際、木枠に布地を当てた場所に
ビシで切り込みを入れなければならないので
鋏の先っちょ5ミリが切れなければ使えません。
新品の「庄三郎」をおろすと鋼の輝きが美しく、
思わず手で刃の部分を触ってしまいますが
触れるだけで切れてしまいそうな雰囲気があり
これがたまりません。
鋏の始祖、弥吉師匠の考案に基づいた伝統的な鋏で
現在では大部分は機械で作れるようになりましたが、
切れ味にかかわる大事なところ「擦り合わせ」は
まだ職人の手によってでしか仕上げられないそうです。
永く使って切れなくなった「庄三郎」を再生しようと
分解し、磨いでみた事がありますが、
擦り合わせはやはり素人では無理で断念しました。
|
|
|
|
お隣りのマンション「オーシャンズ13」のリーさんが
今年初めて船を出しました。
リーさんの船「ペトリュス」に乗るのは去年の八月以来です。
リーさんは仲間とともに瀬戸内海クルージングに
連れ出してくれました。
小さな土手内港に入って来たペトリュスは
やはりデカイなと思いました。
そしてなんとなくしまなみの大三島に行きました。
大山祗神社に向かう参道を歩いていると
左右に古い雑貨屋や履物やさんが立ち並んでいます。
ある雑貨屋さんで鋏の「庄三郎」¥5500を発見!
これは約五年前の値段です。
庄三郎はここ数年で値段が跳ね上がってしまい、
いつもは高知の朝市の金物屋さんの卸値で買っているのですが、
多分それに匹敵する安さだと予想されます。
店の親父さんが¥5500はいまの仕入れ値だと言っていました。
まるで時間が止まってしまっているような商店街は
掘り出し物がもっとあるかもしれません。
|
|
|
|
松山市の二番町と八坂通りの交差点にUN PETIT PEU
というフランス菓子のお店が間もなくオープンします。
内装の工事に少し参加させてもらったのですが、
沢山の色や柄を使っていて、とても楽しげで、
だからといって派手で落ち着かないというわけでなく
カッコイイお店になっています。
このお店をデザインしたのはみせさんという若い女性で、
松山の人です。
みせさんは打ち合わせの時色の見本帳を見て
パパッと色を決めます。
選んだ色や柄はそれぞれ全く関連性のなさそうな
バラバラなものでしたが出来てみると
それらがちゃんとまとまっていて、
オリジナリティの高さに僕は感動してしまいました。
「この発想は自然に出てくるのですか?」と質問すると、
「いゃー適当ですよ。」とみせさんは謙遜しますが、
僕は天才じゃないかと思います。
松山で数少ないオリジナリティの高いデザインのお店だと思います。
そしてみせさんのような人が松山に居て嬉しくなりました。
写真はみせさんが特に良く出来たという看板です。
|
|
|
|
カフェウイークというイベントの前夜祭をtowerで行いました。
カフェウイークは全国各都市のカフェが
協力し合って盛り上がろうというイベントで、
松山ではカフェドゥークールのみささんが中心となって
towerも参加させてもらいました。
前夜祭では東京から四人のアーティストが駆け付けてくれました。
イラストレーターの小池アミイゴさんがワークショップを、
歌手のおおたゆきさん、ううじんさん、ウクレレ演奏のゼロキチさんが
ライヴを披露してくれました。
towerの3階にスタッフを含めると
70人もの人々が集まるという前代未聞のイベントは
困難かと思われましたが、ドテウチーズの協力もあり
何とか乗り切る事ができました。
みささんのおかげで四人のアーティストさんと触れ合うことができ、
久しぶりに大勢の人との共同作業の楽しさも実感できました。
ライヴの前に海辺でおおたゆきさんとううじんさんが
自然に歌う光景が美しく、感激しました。
いつかこんな風に現代手工業乃党の展示会を
towerでやってたくさんの人に見てもらえたらなあと思います。
|