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towerのある海岸通りは瓦工場が列なっています。
戦後は広島からの受注が沢山あって瓦が出来たら
すぐに目の前の浜辺から舟にのせて広島に納品していたそうです。
towerの三軒隣の瓦工場の庭先に
瓦で作ったねずみが置いてありました。
お昼ご飯に行こうと車で通った時に気付いたのです。
去年の一月にはイノシシを作って置いてあったので
どうも毎年干支を瓦で作って置いているようです。
飾っているというよりは欲しい方はどうぞ
って感じの置き方のように思います。
出来映えの微妙さが愛らしく、
小林くんがとても欲しそうに見ています。
型を作って抜いているのではなく、
瓦用の土を粘土細工のようにこねて手で作っています。
イノシシ、ねずみと作品を見てきましたが
これが龍を作る年になると大変じゃないかな、
どういう風に作るのだろうと想像がつきません。
寒い冬の数少ない楽しみの一つです。
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家具の職人は木を仕上げるときに
なぜオイルフィニッシュをしたがるのでしょう。
僕もオイルで仕上げたい派です。
しかし単にオイルを塗っただけではシミや汚れも着きやすいし、
ウレタンのように呼吸を止められないので
木が動いて反りや割れが起こる事があります。
towerでも無垢の天板の継ぎ目が開いた
というクレームが何度かありました。
オイルフィニッシュのままこの問題を解消するため
木工の今村くんと研究しました。
継ぎ目が離れる場所が端から15センチほどのところまでなので、
そこをきちんと着けるために直線ではなく
木をほんの少しだけ弓なり中を凹ませて削るようにしました。
1ミリとか大きな寸法ではなくほんの少しです。
今村くんは髪の毛一本ほどと表現していました。
これが解るまでは手押しカンナの精度が狂っていて
逆に中にいくほど膨らんでいました。
これまた髪の毛一本程ですが。
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今年に入ってから天気が悪い日が続いています。
気温が下がり、雨の日が多く、
風早冬恒例の風ピューピューの日々です。
こんな時は家具の塗装をするのには
最悪のコンディションですが、
towerではオイル仕上げをしているので、関係なくできています。
僕等が使っているのはプラネットジャパンのオイルです。
そのプラネットカラーの入っている缶には
ロハスクラブ公式認定分析機関の四ツ星マークがついています。
たぶん人体や自然に悪い成分が入っていないのです。
このプラネットカラーは気温や湿度で粘り気が強くなったり
白くくもったりしないのでとてもいいと思います。
以前は塗装とは樹脂でコーティングすることだと思っていましたが
それでは木を使っても鉄を使っても結局は
手に触れるところはプラスチックになってしまうではないかと思い、
なるべく素材のままで触ることの出来る塗装をしています。
木はそのままだと反りや割れが生じてしまうので
ウレタン塗装して呼吸を止めないと製品としては良くない
という考え方もあるとは思いますが、
このプラネットカラーで仕上げをするという事は
木に本来の油成分をもどしてあげて
動きを最小限に留めるという考え方です。
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寒くて雨降りの日が続いていますが、
カップボードの受注があり、塗装をしなくてはなりません。
仕上はオイルのクリア仕上げです。
まずはプラネットのベーシッククリアオイルを少し薄めて、
たっぷり塗ってすぐには拭き取らず染み込ませ、
しばらく経ってから余分をふきとります。
24時間乾かしてから#240のペーパーでザラザラを取り、
また薄くベーシッククリアオイルを塗り拭き取り
という作業を繰り返します。
二回目以降は薄く回数を多くするほうが効果があります。
towerでは最後にみつろうワックスを塗ってしあげます。
みつろうワックスはある程度水を弾き
滑らかな手触りに仕上げてくれます。
オイルフィニッシュは化学物質系塗料に比べ、
乾燥に時間がかかったり
塗膜の強さや硬さが劣る面があります。
特に熱い湯呑みやヤカン等はシミの原因になることもあります。
しかしペーパーがけと再びオイルを塗ることで補修のきく事、
エコロジィで健康に配慮できている事、
なによりホントに木に触っているという手触り感が勝っています。
あとぼくはウレタン塗装の家具が古くなった時、
テカテカしてペタペタした手触りになってしまうのが
あまり好きではありません。
古くなった時のカッコ良さは比べようもありません。
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