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現在の楢材についての話しをしたいところですが、
くどくなるのと、細かすぎるので
今回は丸太から加工できるまでにかかる材料の流れを
簡単にご説明します。
材木市の会場(先日行ってきたのは北海道産銘木市売)に
所狭しと1500本くらいの丸太が並びます。
これでも少ない方です。
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会場をぐるっと見回して、木口をみて皮をみて、
中身の見えない材料を経験から判断し、
良いものを選びます。
裏付けのある経験しか頼りになりません。
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会場の2Fにあがって、入札します。
一本ずつ金額をいれて、高値を出した人が落札。
金額で競っているのではなく、
必要材料しか、みなさん買いません。
当然、売れ残りもあるようで元買いになる事もあります。
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こういって手に入れた丸太や、
他の方法で仕入れてきた丸太を積んで、寝かします。
川から引いた水を散水して、製材待ちまでアク抜きします。
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丸太から材料をひいて、乾燥させるために日に干します。
糊をぬることと、木口に寸法を書き入れた板材で
反り狂いを防ぎます。
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必要であれば、人工乾燥にいれて、含水率を下げてきます。
製材ででた木材の端材などでボイラーを熱し、釜に入れます。
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そして本格的に桟積みして、数年寝かし、天然乾燥します。
そしてこれが僕の所にくる材料で、やっと使えるようになります。
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東京では特に、板材になったものしか
見たことがない方が多く、
材料の金額が高いとか、安いとか言う話しが多いですが、
きちんとした木材は使用できるまでにこれだけの行程と、
数年の時間がかかります。
安い材料が悪いわけではないけれども、
きちんとした金額の国内の材料には
それだけの価値があります。
また、それだけ注意を払って、
加工して家具になった後にも
悪くならないように製材しています。
見る目を養わなければならないことと、
それに見合う仕事をしなくてはならないんだと、
気を引き締める良い機会でした。
また、木材を扱う人間としての責任も学べた、
天気の良い初夏の北海道でした。
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