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1ヶ月くらい前に納めさせていただいた T邸。
4年くらい前に、ある有名インテリアショップに
内装含めて家具まで一式そろえていただいたそうでした。
ただ、4年たってもいっこうによくならない愛着がわかない。
味は出ないし、ボロボロになるいっぽう。
手入れの問題も多少はあるにせよ、
使っている素材の選択が悪いし仕上げも悪い。
おまけに現場の取り付けは乱暴、乱雑。
お客様にわかりづらい場所なんかは目も当てられないし、言えない。
そのことはお客様には言っていないが、
今回はだんだん良くなっていく家具を設えたいということで
すべての家具交換で簡単リフォーム。
お客様の要望は「機能的で長く使えるもの。
それでいてシンプルすぎずに雰囲気のあるもの。」
このテーマは僕も日々大切に考えていたことで
時間のかかることなので非常に難題。
ただ、「長く使えるもの」というところに焦点をあてて
お客様と話し合っていくと、
こんな考え方、とらえ方もあるということが共通した。
長く使えるものというのはただ丈夫ということだけではなくて、
できるだけ長く使いたいというその意志を
時間と共にそのもの達に転写していく作業が必要で、
結果として長く使え、代わりを探すことがなかった。
と、こんなとらえ方もできるのではないかと。
ワックス等で手入れをしながらメンテナンスを加えながら使っていく。
また、それ以前やれることは
そんな家具を考える時間と労力を惜しまないことかもしれない。
時間の経過についていける家具、目指します。
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