|
 |
|
|
|
|
様々な素材を扱う
彼にこんな質問をしてみた。
「もしも、理解力のあるクライアントに出会って、その物件を
何でも好きにやっていいよって言われたらどうしますか?」
モリソン小林さんは木材から金属、ガラスと幅広く素材を
扱っているのでどんなふうに素材の選定をしているのかと、
気になっていたからだ。
僕が予想をしていたものよりも
はるかに素敵な答えが返ってきた。
「そうだね、経験のない事を2つか3つは必ずいれたいね、
やったことないことが山ほどあるから。」
そして間をおいてこんなふうに続けた。
「経験のない事をどんどん挑戦してきたら、
やったことある事が増えた。
あとは、それを技術として反復し、習慣づける。
技術って同じ事をくり返さないと身につかないからね。」
僕はびっくりした。
新しい事への挑戦というデザイナー的な感覚と共に、
製作の職人として技術を身につけたいという事を
同時にふたつ言っているのだ。
しかも、一素材ではなくて、様々な素材を
モノにしていきたいというのだ。
現代の手工業である。
|
|
|
|
領域
デザインとか、職人とかという言葉だけでは表す事のできない領域。
そのどちらも、そしてどんな素材でも扱い、自由に横断している。
店鋪のデザインから家具や什器のデザイン、
そしてそれらはこの工場で作られていく。
様々な素材を扱えるモリソン小林という人間に興味が膨らんだ。
|
|
|
|
枝葉から
これから彼はどこにいくのだろうか?
様々な素材を扱うデザインを反復する事によって
確かな製作技術として身につけていく。
そしてやれる事がどんどん広がっていく。
小手先ではない、時間をかけて確かなものを
増やしていきたいという、彼の貪欲さを垣間見た。
作品に対する実直さを学ばせてもらったような気がした。
最後に、彼の様々な種類の作品の中で
植物の葉やちいさな花が用いられるものがある。
そんな豊かなデザインが僕は好きだ。
|
|
|
|
沖縄方の田舎のすぐ近くにある首里城。
ここは自分にとって再生する場所。
伝統工芸っていつも身近にあるもの。
斬新だしモダンだと思う。
いつかは学ばなければと思う。
(モリソン小林)
|