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「美術」という言葉が生まれたのは100年ちょっと前、
明治時代はじめのことなのだそうです。
絵画の雑誌を発行して社会啓発を促して、
新しい絵画の学校(現在の芸大)を建てたいけれど、
その題名をフランス語の「ボアザル」を直訳して
『精美術』としようとした今泉雄作さんは、
なんかしっくりこなかったからか、
友人の岡倉天心さんに相談しました。
岡倉さんは「ボアザが美で、アルが術なんだから
『美術』なんてのはどうだ」と言いました。
明治時代の当時としては、
理解できない新語として響いたのでしょう、
今泉さんは「日本語として語をなさない」と言って、
突っ返そうとしたけれど岡倉さんが
「語なんてなさなくても良いじゃないか、われわれが昔をなすで、
美術と申す語を流行らせればいいじゃないか」
と言ったので、今泉さんもその気になり、
「美術新報」という題名に決まりました。
それから約20年後に一次大戦の余波もあって
終刊となってしまいますが、
洋画、日本画はもちろんそれ以外の彫刻、建築、工芸、
音楽、舞台、文芸など広範囲にわたって、
芸術一般の動向、作家の思想などを伝えていた雑誌として、
現代ではその価値は他に比類しえないものとなっています。
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今から4年前、「現代手工業」という語は
僕自身初めて耳にする語でした。
EXITの清水くんから何気なく
手書きのFAXで送られてきたその語は今、
「美術」以降の1つの世紀をまたいで生まれてきた『新語』です。
今になってみると、現場で使える英会話の先生をやってる人が、
とてつもなく大義なことをやってやろう
と思ってるってことがようやくわかってきたようです。
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次の展示会が、芸大ではないですが
学校で行われるのも何かの縁ですね。
今回の『誰かのためのギフト&トロフィー展』は、
党首俵藤ひでとくんのひらめきが、
ぼくら現代手工業家の感性を揺さぶっています。
僕もどうアプローチしていくか試行錯誤している段階ですが、
何とか頑張ってみようと思います。
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モリソン小林 (1969生) |
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2001年スペシャルソース設立。 金属、木工、張り、ガラス、樹脂、古布、陶芸と頼まれて出来ませんと言うのが嫌で、身に付けられる技術はすべて会得したいと日々精進を重ねてます。
デザイナーや建築家との共同作業も、感性を高めるために重要な要素になっています。 「iA」にて連載中のマンガ「マーヤさんの日記」もよろしくです。
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