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目黒にある「GASA」という洋服屋さんです。
基本的にファッションデザイナーというのは、
僕らよりも確実にセンスがいいです。
バイヤーさんもまた然りです。
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彼らの創造力というのは、
静と動を絶妙に併せ持った宇宙というか、
いつでも地球を止めたり、動かしたりできるかのような
力を持っていますね。
ちょっとおおげさですかね。
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出来る限り手作りすることは、
お店の雰囲気に大きな影響を与えます。
いつも来ているような感覚をお客さんに与えるには必要ですが、
がんばった感が出てしまったらアウトだと言われます。
服や小物などオーナーの考えを理解する必要はありますが、
彼らのもの作りのプロセスを理解するのが先だと思うのです。
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「GASA」はガサの魅力だけで、お客さんが来るお店です。
ガサにあるひとつひとつのものが優しいんです。
こういったお店で大切なのは、
変な「見せ場」なんて考えないことですね。
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新しく飲食店を持とうとしてる人の中で、
一番多いのは「カフェ」ではないでしょうか。
池袋にある「PAUSE」というカフェも、
ROUGHTOYSというおもちゃを扱う会社のオーナーさんが
初めて手掛けた飲食店です。
「ショーケースにおもちゃを並べて、
それをお茶しながら見てもらいたい」というのが注文でした。
オーナーさんはとても丁寧な人で、ゆったりしてる感じなので、
そんなオーナーさんのような限定したゆったり感
みたいなのを出せたらいいなと思いました。
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カフェに必要なのは、お客さんが絶えずいること。
でも溢れるような感じではまずいみたいで、
逆の閑散としていて、長く寛げすぎてもまずいんですね。
人が寄って来るには、プリミティヴな素材をいくつか組み合わせて、
素朴でもある程度のシャープさみたいのがいいんですかね。
「PAUSE」さんは全部お任せと言われて出来たお店ですが、
オーナーさんの「物腰」がお店作りに反映されるという
めずらしい一面があるカフェです。
お店を作る時にはいつも、現場に行ったり来たりしてる間に
だんだん出来上がってしまうのが寂しい、
という気持ちになってしまいますね。
時には手を「機械のように」使い、時には「意識を預けて」使う。
正倉院などを補修する宮大工が
NHKアーカイブスの中で言っていました。
僕らは歴史に残る建物なんて作ってないのですが、
この言葉のもつ意味は深いですね。
お店作りでも大切なことですね。
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