|
 |
|
|
|
|
解体後右の全面の壁を鉄のフレームで組んで鉄板をつけてアールの壁にしようとしてる途中です。
現場はいつもこんな感じで脚の踏み場も無いのですが、
あっちこっち移動しながら作業をしていくのです。
どんなに工房で作業が早くて1日の計算ができても、
現場ではあらゆる面で都合良く事が運ぶわけもなく、
1ヶ所も水平直角が完全に出てる所なんて無いし、
いろんな業者さん(電気屋さん空調屋さんガス、水道・・・)が
作業したいところで先に作業始めちゃってる!
てな具合にほとんど計算通りにはいきません。
だけどそういう予定通りに行かないけど何とか終わらせてやるぞ
っていう意気込みで現場に乗り込むわけです。
|
|
|
|
さて早速ファサードの解体から入ります。
今までいろんな物件の内装設計施工をしてきましたが、
どんなに予算が無いクライアントさんでもファサードだけは
既存を利用するとか色を塗り替えるとかでは無く
ちゃんと新しく作り替えた方が絶対にいいです。
(理由がありますが話が長くなるので後日また)
まずは特大ハンマーでガラスを割る!
(割る所は危険なためみんな総出で手伝ってるので
撮影出来ませんでした)
そして必要のない枠とかもたたき壊すのです。
この作業は相当キツイです。
真冬の寒気の中でも大汗をかきます。
|
|
|
|
既存の解体が終わるとフレームを溶接してつけていきます。
今回はこのフレーム自体がドアの吊りもとになるので、
しっかりつけます。
まあここら辺りでいつも一段落してお昼です。
なんてったってここは霞町。
おいしいお店がいっぱいあるのでランチは楽しいひとときです。
今日はオムライスを食べに麻布食堂さんに行きました。
|
|
|
|
フレームがついたファサード。
しっかりレーザーで現調していても絶対にピッタリ合わないので、
隙間はシリコンなどで防水してうめるので
5mmから10mmの逃げはみておきます。
それでもものすごいデコボコのところもあるので、
同じ開口でも上中下と必ず3ケ所は寸法を測っておくと大丈夫。
|
|
|
|
フレームの上に鉄板を溶接していき、その後角を丁寧にサンダーで削っていきます(歩行者に注意して)。
また現場でのけがで一番多いのが脚立からの落下事故です。
くれぐれも慎重に作業しましょう。
|
|
|
|
吊りもとに蝶番を溶接してドアを吊ります。
今回のは抜き差しのできる重量蝶番を使いました。
|
|
|
|
鍵はあらかじめドアをかきこんでおいてつけます。
今回はミワのシリンダー錠です。
表がシリンダー、裏はサムターンというものです。
面倒ですがお店なのでその他にも
南京錠を付けられるようにしておきます。念には念を。
|
|
|
|
塗装をしていくとこんな感じになっていきます。
塗装するまえの生の鉄の感じの方が格好いいんだけれど
あっという間にサビてしまうので仕方無し。
僕らの仕事の流れはいつも工房内で作っているわけではなくて
こうして作ったものをちゃんと自分達の手で取付もします。
もちろん世のデザイナーさんたちと一緒で
クライアントとの打合せはもちろん
プレゼンから設計図一式(もちろん設備図も)
そして各業者さんに図面の他にまんがを描いて説明したり
(ここまでやってくれるデザイナーさんは少ないですが)
というところがあって、こういった作業になるわけです。
ですからたくさんの物件を一度に同時進行でこなすことは
とても無理ですし、だからといってデザイン設計だけやって
後は全部業者さんに頼めばとか言われますが、
そっちの方が余計な行程や打合せばかりが増えるだけで。
それとコストも。面倒なので全部やるようにしています。
あとからあとから知らないおっさんがいっぱい出て来たら
お客さんひくでしょう。
でかい物件やろうと思ってないので、
とにかくひと手間かけたいだけなんですけどね。
|
|
|
|
施行計画の関さん。店舗内装の仕事はいつも大体関さんとやることが多いです。
皆さんとても気さくでフットワークも軽くて
センスもいいので話が早いので仕事を頼み易いです。
ちなみにtime&styleさんの青山店の改装工事も
施行計画さんの仕事です。
関さんのような存在は僕らみたいなスタンスの
仕事の仕方をする人間にとってはとても貴重です。
一緒になって細かい所まで考えてアイデアを出してくれます。
|
|
|
|
さてドアの方はほぼ完成。
把手はbar+さんなので+になるようにステンレスで作りました。
僕らは基本的にこういう把手とかは
各物件ごとにオリジナルで制作します。
せっかくここまで作ってるのに既製のモノをつけちゃったら
がっかりすると思うんですよ。
僕らみたいなのがふらっと通り過ぎに見たとしたら
絶対把手も作ればいいのにって絶対思うでしょうから。
でも既製のものでも使い方で全然格好良くなるんですけどね。
でもエントランスのですから。
お店の顔につけるんですから新しく特注ものがいいですよね。
|
|
|
|
そして施行計画のスーパー職人黒木さん。
大工から電気設備に下水道配管やら左官やらなにやら
何でもこなす職人さんです。
現場での楽しみの一つはこういう気の合う職人さんたちと
知り合えることです。
現場はまだまだ続きます。
そして終わらないうちに次の物件の打合せやパース、
図面製図等も進行していきます。
|