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これは市販されている百合の形の鋳物
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百合の形って美しいですよね。
モチーフとしてはかなり好きな方です。
そんな百合の形の義星を平面ではなくて
「もっと立体的に作れないか?」と思い
鋳物のパーツをいじってみました。
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切ってみた

溶接してみた

好きです。プッチンプリン。
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これは平面のパーツを縦に切って溶接でくっつけた、
とりあえず実験としてのプロトです。
なんとか形にはなったものの、形が複雑なので
切ったモノを溶接でくっつけただけじゃ
クオリティーが出てないので微妙です。
「これを一体型の鋳物でできないだろうか?」
と思ったものの
型の「ヌケ」を考えると出来る訳ないよなぁ、、、
(基本的にプッチンプリンのような取れ方ができないとダメなんです)
で、無理は承知だったのですが
「鋳造のデザインエンジニア」である
オーシャンビートルの野崎さんにプロトを送って
電話で相談してみました。
すると「型を四分割にすれば、
もしかしたら出来るかもしれない」とのこと。
「ヌケこう配の事も関わってくるから
ディテールは任せてもらえますか?」
の頼もしい一言!さすが野崎さん!
やっぱりその道の事はその道のプロにお願いするもんですね。
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以下はオーシャンビートルの野崎さんに別注した
立体的な百合の義星の作り方です。
<工程説明(オーシャンビートル野崎さん)>
木型です。
通常、木もしくはアルミの板に
木型を貼り付けて量産しますが、
今回は上下(2方向)に砂が抜けないので、
このような形の木型を使って4方向に砂型を分割して、
砂抜けを実現します。
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これができた砂型です。
4つの砂のブロックを互いに張り合わせて
1個の製品ができあがります。 |
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砂型から取り出した鋳物です。まだバリがでています。
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グラインダーとリューターで仕上げるとこんな感じになります。
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これが磨きあがった製品です。
今回、形状的にぴっかぴかの鏡面は目指せませんが、
素材感を残しつつ商品っぽく仕上げました。
鋳造という製法ならではの一体ものです。
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これがいわゆるバフ研磨です。
バフ研磨は鋳鉄のほかに、アルミや真鍮、
ステンレスの鏡面仕上げにも効果的です。
バフの素材は、布に粒度の異なるサンドが
張り付いたものです。
サンドの粒度は、#60〜#300くらいまで使いますが、
職人や素材によってやり方がことなります。
例えばアルミの鏡面の場合、
私なら#180→#240→サイザル(麻バフ)→布バフ
とやりますが、3段階で光らせてしまう人もいれば、
5段階でぴか一の鏡面を実現するひともいます。
<以上>
工程説明:オーシャンビートル 野崎さん(サガシモノ)
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いかがでしたか。
デザインとその製作の両方に片足づつ突っ込んでると
こんなヤバイ部品が作れてしまうんですね。
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